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マツダ サバンナ (MAZDA RX 3) 【S102A・124A】

1 S102A 直感サバンナ


  初代サバンナはグランドファミリアのロータリーエンジンバージョンとして1971年9月に発売された。
当時東洋工業は『ロータリーゼーション』を標榜し、フルラインロータリーを目指していた。
発売当初のモデルはコスモスポーツのディチューン版、ファミリアプレスト ロータリークーペと同じ10A型の改良型で、吸排気系及びプラグ等が変更された491cc×2 105ps/7000rpm 13.7Kgm/3500rpmのみだった。
 ボディータイプはクーペと4ドアセダンが設定されグレードはクーペが下から他社のスタンダードに当たる標準車、SX、GS、GSⅡの4機種。セダンが標準車、RX、GRの3機種だった。
 ボディ骨格をはじめエンジン以外の殆どがグランドファミリアと共通だがヘッドライトがグランドファミリアの角形2灯式に対してサバンナは丸形4灯式。リアコンビネーションランプもグランドファミリアは角形でサバンナは丸形と差別化されていた。
 ボディパネルも殆ど共通だったが、サバンナのラジエーターグリルはグランドファミリアよりも前方に突き出していた為に全長は95mm長く4mを超していた。

1S102A クーペ GSⅡ

2 S102A セダンGR

S102A A10エンジン

  4速トランスミッションのギヤ比はグランドファミリアとは異なり、1~3速が低く最終減速比は逆に3.900から3.700に高められていた。
ガソリンタンクの容量はグランドファミリアの45Lに対して60Lとこのクラスとしてはかなり大きめで、コロナMKⅡやローレル、フェアレディZ等と同容量だった。

  足回りも同じ前輪マクファーソン・ストラット、後輪リ-フスプリングにバイアスマウントのド・カルボダンパーの組み合わせも同じだった。
ブレーキは全車前輪にディスクブレーキが装備され、タイヤも寒冷地仕様以外はチューブレスが標準に成っていた。


 ファミリア プレストと比べ、サイズは大きくなっていたが、重量差は見かけ程は無く、ファミリア プレスト ロータリークーペGSの835Kgに比べサバンナクーペ GSで875Kgと40Kgしか増加していなかった。
 最高速度はプレストと同じ180km/h。
0→400m加速はプレスト16.4secでサバンナが15.9sec(共に2人乗車時)で、重量増にも拘わらず性能は向上していた。

3 S102A リアサス

2 S102A 諸元



 翌‘72年1月には輸出専用モデルだったスポーツワゴンと12Aエンジンに3速ATを搭載したREマチックが発売された。
世界初のロータリーエンジン搭載ワゴンはグランドファミリアのバンをベースにした物で、エンジンや足回りは他のサバンナシリーズとほぼ共通だった。
グランドファミリアには乗用車仕様のワゴンの設定はなく、商用車との明確な差別化を図った戦略だった。

9 S124A AP・REマチック

3 S102W スポーツワゴン

3 S102W 前席

S102A タイヤ

S124A 12Aエンジン


  9月にはサーキットでスカイラインGT-Rの50連勝記録にストップをかけたRX-3の市販版、クーペGTが発売された。
エンジンは10Aのローター幅を広げた573cc×2の12A型でカペラと同型。出力は120ps/6500rpm・16.0Kgm/3500rpmだった。

 足回りはGSⅡに対してスプリングを強化し、前輪1.65Kg/mmから2.0Kg/mm 後輪は2.0Kg/mmから2.5Kg/mmになっていた。
5速ミッションはコスモスポーツやカペラGSⅡと同じ物が採用された。


3 S124A 広告


 ‘73年6月に安全対策を向上させたマイナーチェンジが行われ、リアランプが六角形に変更された。
7月には12AエンジンのREマチック仕様に、昭和50年排気ガス規制に適合したAPシリーズが発売された。

4 102A クーペ GSⅡ 2

4 S102A rサイドウインドウ

4 S102A rバイザー

4 S102A クーペ GSⅡ インパネ

4 S102A クーペ GSⅡ3

4 S102A クーペGSⅡ 前席

4 S102A クーペGSⅡ 透視図

7 S102A クーペ GS

7 S102A クーペ SX

7 S124A GT

8 S102A アンテナ

8 S102A セダンGR 2

8 S102A セダンRX


  排気ガス対策はレシプロエンジン同様サーマルリアクター方式だった。
ロータリーエンジンはレシプロエンジンに比べて燃焼室が扁平で面積が広い為に火炎が全体に伝播するには時間が掛かり、接触する壁面積が広く熱を奪われやすい。しかも燃焼室が移動するので更に熱を奪われ燃焼温度が低くなる。
 この結果NOxの排出量は少ないが、未燃焼ガスが多くなる。
この未燃焼ガスを排気管直後のサーマルリアクター内に導き、新鮮な空気を送り込む事によりHC、COを完全燃焼させるシステムだ。
方式は同じだがレシプロエンジンのCEAPS(シープス Conventional Engine Anti Pollution System)に対してロータリーエンジン仕様はREAPS(リープスRotary Engine Anti Pollution System)名付けられた。

9 REAPS サーマルリアクター


 11月にはマニュアルミッションに追加されたAP仕様もエンジンは全て12A型だった。
後にAPのGTはREAPS4仕様になり、未対策12Aの120ps/6500rpm・16.0Kgm/3500rpmに対して125ps/7000rpm・16.2Kgm/4000rpmとむしろパワーアップされていた。
燃費は悪化していたが、ロータリーエンジンの違った側面が垣間見えた気がします。

S102A クーペ 2面図

S102A 4ドア 2面図

S102W ワゴン 2面図

S124A 諸元

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藤 重行

Author:藤 重行
 1952年生まれのオヤジが好き勝手に書いてるブログです。
現代の若者達は車など興味が無い子が多いと聞く。
でも旧車会を覗いてみれば団塊ジュニアが、自分とそう変わらない歳の車に夢中になっている姿をよく見かけます。

 '70年代は日本が高度成長して日本が自信を取り戻したいた時代、そして国産車が輝いていた時代だと思います。
そんなキラ星の如く輝いた個性豊かで魅力的な車達を独断と偏見で紹介しています。

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