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縦目グロリア スーパー6 (GROLIA Super 6) 【PA30】

6 cover-s

 3代目グロリアのスタンダードモデルについては先日書いたが、今回は上級モデルのスーパー6です。
 スタンダードモデルとの最大の違いは単にグレードが上だと言うだけでなく、グレード名の『6』に象徴されるプリンス製6気筒G7エンジンと前席ベンチシートに依る6人乗りに由来するものだ。
 基本的なデザインはスタンダード版と大きな差は無いが、同じ写真ではないかと思われる表紙を良く見れば、フロントグリルの格子模様がスーパー6では細かいクロス型になってるのが判る。
 リアグリルも化粧パネルが追加されタイヤも1インチ大きい14インチで、当時出始めた扁平のロープロフィルタイヤになっていた。

6 front-s

6 side-s

6 rear-s

 内装も豪華でシートもまるで応接セットの様。
後席にはライターとヒーター、ラジオのコントロールスイッチ類が標準装備され、オプションでパワーウインドーが選べた。
静粛性に対する取り組みはかなり進んで居た様で、『ロードノイズ研究で国際技術会議に招かれ、発表を求められた』との記述もある。


rear seat-s

6 interior-s

Super6 装備-s

silence-s.jpg

 このスーパー6と最上級のスーパーデラックスに搭載されたG7型エンジンは2代目のS20型グロリアで初めて搭載された国産初の乗用車用6気筒OHCエンジンで、100PSを突破した初めてのエンジンでもあった。
 このエンジンは1964年の第2回日本グランプリで衝撃的なデビューを飾ったスカイライン2000GTに搭載されたもので、さらにR380やスカイラインGT-Rに搭載されたGR8の基礎となったものだ。

G7 engine-s

 技術的には開発途中で日産との合併が決まり、採算性が強く求められた為特別な物は無いが、S50型スカイライン同様サスペンションのグリスアップを2年間・6万キロまで無給油を実現している。

easy-care-s.jpg

 プリンスは車体を立川飛行機、エンジンは中島飛行機出身の技術者が主に担当していた。
飛行機の設計は小さなミス一つでも即死亡事故に繋がるため完璧を求められ、最先端の技術を注ぎ常に改良を続けるのが当たり前の事。
特に旧中島飛行機の技術者達は常に最良の物を作る事が常識になっていたので採算性よりも技術を優先する指向があった。
 当時運輸は国産車メーカーに競争力を付けさせる為には、数社に統合させるべきだと考えていた。
プリンスは大手に吸収される事を嫌い、高級車とスポーツカーに生き残りをかけて技術で勝負に出たが、第1回日本グランプリで同じ中島飛行機の血を受け継ぐ富士重工同様自工会の申し合わせを忠実に守り、ノーマルのままで出場した結果チューンナップしたトヨタ車に負けた事で販売が激減してした。
それを切掛けに社員さえもニュースで知ったと言う早急な合併が行われ、縦目グロリアは大幅に設計変更されセドリックとの部品共用化を求められ、型式も日産方式のA30となった。
このカタログを何も知らずに読めばまるで日産の技術で作り上げた様な記述が随序に見受けられる。
自分たちの過去を消し去り、日産に配慮をしなければならないプリンス技術者達の無念さは幾何のものが有った事か・・・・

Glorias thought-s

6 spec-s

6 fig-1-s

6 fig-2-s


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藤 重行

Author:藤 重行
 1952年生まれのオヤジが好き勝手に書いてるブログです。
現代の若者達は車など興味が無い子が多いと聞く。
でも旧車会を覗いてみれば団塊ジュニアが、自分とそう変わらない歳の車に夢中になっている姿をよく見かけます。

 '70年代は日本が高度成長して日本が自信を取り戻したいた時代、そして国産車が輝いていた時代だと思います。
そんなキラ星の如く輝いた個性豊かで魅力的な車達を独断と偏見で紹介しています。

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