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三菱 コルト800・1000F・11(MITSUBISHI COLT 800・1000F・11)【A82】

コルト800・1000F・11-F (COLT 800・1000F・11)【A82】

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コルト800

 三菱重工のコルトシリーズには4つの系譜がある。
1つは国民車構想に沿って新三菱重工業名古屋製作所で開発され、'60年4月に発売されたコルト500から始まる空冷2サイクル・リアエンジンのシリーズ。
 2つ目は名古屋および京都製作所で開発製造され'63年6月に発売されたコルト1000・1500の3ボックスセダン。これは後に1000は1100、1200と排気量アップに伴い車名を変更して行き、1970年にクライスラーと資本提携により発足した三菱自動車のヒット作コルトギャランへと続くものである。
 3つ目の系譜は同じ三菱重工ではあるが岡山の水島制作所で開発製造されたファストバックのコルト800から始まるシリーズがある。
 そして4つ目は当時大株主だったダイムラー・クライスラーと共同開発した通称ZカーのFFコンパクト。


 今回紹介するのは3番目のシリーズです。
コルト800が発売されたのは1966年11月。
軽自動車より1クラス上のトヨタのパブリカやマツダ・ファミリア、ダイハツ・コンパーノ、スズキ・フロンテ800等がひしめくクラスだった。
これらのライバルに比べて特徴的だったのは先ずそのスタイル。
他車はノッチバックの3ボックスで、小型車のサイズを小さくしたものだったが、コルト800は国産では珍しいファストバックスタイルだった。
ただしその外見から想像される様なハッチバックではなく、当初のモデルは2ドアでトランクリッドを備えていた。

エンジンも特徴的で水冷2サイクル3気筒だった。
ライバルの多くは水冷4気筒を採用しており、パブリカだけは空冷の水平対向2気筒だった。
 2サイクル3気筒は4サイクル4気筒に比べコンパクトで構造的にもシンプルでコストの面では有利だったと考えられる。

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800 2Dr Dx   
  8002ドアデラックス

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コルト800Dx 仕様
全長3650mm 全幅1450mm 全高1390mm ホイールベース2200mm 
最低地上高165mm 重量735Kg 
エンジン型式3G8 水冷2サイクル直列3気筒 ボア70mm×ストローク64mm 843cc 
45Ps/4500rpm・8.3Kgm/3000rpm 価格50.7万円
前輪 独立 ダブルウイシュボー コイル 後輪 一体縣架 半楕円リーフ




コルト1000F

 発売からほぼ1年後の’66年9月、消費者の上級指向に合わせコルトも
一般的な4サイクル4気筒1000ccエンジンを搭載したモデルを追加発売した。
 このエンジンは名古屋・京都グループのコルト1000からの流用で、馬力は45Psから55Psにアップされたが、トルクは逆に4サイクル化により0.8Kgm低くなった。
ミッションも同様にコルト1000から移植されたが最終減速比は車重に合わせて4.875から4.625と若干高めに設定された。
 なお車名はコルト1000と区別するためにファストバックのFを付けてコルト1000Fとなった。

1000F r
  100F 2ドア


 ‘67年12月にハッチバックの3ドアドアシリーズが追加された。
外見上はリア周りを見なければ殆ど区別が着かないが、全長、全幅は変わらず全高だけが10mm下がり重量は25Kg増の770Kgだった。
こ後は次第に3ドアがメインモデルになり2ドアは縮小されていった。

1000F 3Dr Dx 広告

1000F 3Dr Spty Dx
  100F 3ドア スポーティデラックス

1000F 3Dr Spty Dx
  100F 3ドア スポーティデラックス

  

コルト 1000F 3ドアデラックス
全長3650mm 全幅1450mm 全高1380mm ホイールベース2200mm 
最低地上高165mm 重量770Kg 
エンジン型式KE43 水冷OHV直列4気筒 ボア72mm×ストローク60mm 977cc 
55Ps/6000rpm・7.5Kgm/3800rpm 価格47.3万円


コルト1000F・1100F

‘68年8月のマイナーチェンジでフロントマスクはブラックアウトに3本のラインのスポーティなデザインに変わった。
同時に800シリーズは廃止され、スポーツバージョンの1100Fシリーズがラインナップされた。
 同年11月には3ドアにより高性能なスーパースポーツが追加された。

1000F 3Dr SS
  1000F 3ドアスポーティデラックス


三菱はこのころからモータースポーツに熱心で、F2やラリー等に参戦していた。
この写真は1967年第2回 サザンクロスラリーで総合4位に輝いた1000Fです。

1000F Stc R



コルト 1100F 3ドアデラックス

全長3740mm 全幅1450mm 全高1385mm ホイールベース2200mm 
最低地上高165mm 重量Kg 
エンジン型式KE44 水冷OHV直列4気筒 ボア73mm×ストローク65mm 1088cc
58Ps/6000rpm・8.2Kgm/3800rpm



コルト11F【A82】

‘69年5月、マイナーチェンジで全車1100ccに一本化され、外見上は大きな変更も無いまま名称をコルト1100からコルト11-F(イレブンF)へと改称した。

 そして三菱自動車工業の発足も迫った‘69年11月、コルトFシリーズはモデル末期のも拘わらず大幅なマイナーチェンジを実施した。
2ドアは2枚分割だったリアサイドウインドウを一体化し、Cピラーを太くして装飾パネルも追加された。
 この最終型は大幅な設計変更を行ったが基本設計の古さは隠せず、ギャランの発売開始に伴い消滅した。

11 2Dr cut
 11-F 2ドア カスタム

11 3Dr cut
  11-F 3ドアカスタム

11 4Dr cut
  11-F 4ドア カスタム

11 広告 


コルト 11-F 2ドアスーパースポーツ(A82MSS)

全長3740mm 全幅1450mm 全高1385mm ホイールベース2200mm 
最低地上高165mm 重量755Kg 
エンジン型式KE44 水冷OHV直列4気筒 ボア73mm×ストローク65mm 1088cc
73Ps/3000rpm・9.0gm/4500rpm


 参考図書
三栄書房 モーターファン '70世界オートレビュウ
二弦社  CARグラフィック 昭和44年12月号

※2013年6月18日 修正加筆

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藤 重行

Author:藤 重行
 1952年生まれのオヤジが好き勝手に書いてるブログです。
現代の若者達は車など興味が無い子が多いと聞く。
でも旧車会を覗いてみれば団塊ジュニアが、自分とそう変わらない歳の車に夢中になっている姿をよく見かけます。

 '70年代は日本が高度成長して日本が自信を取り戻したいた時代、そして国産車が輝いていた時代だと思います。
そんなキラ星の如く輝いた個性豊かで魅力的な車達を独断と偏見で紹介しています。

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